ええ。小心者ですから・・・。

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臣嫁日和シリーズ


臣嫁日和シリーズ  「奥さまの企み」 6

2010.03.14  *Edit 
▽TB[0]▽CO[0]

ふたりで暮らし始めた時は三食(←三食ー???)
最初から最後まで食べさせ合っていたが、紆余曲折を経て
今の
「最初の一口だけを儀式にする」ことで落ち着いた。

どうやら奥さまは納得していないようだったが・・・。(←馬鹿がいますよー)

だって、どうしたって時間がかかってしょうがないのだ。
伊藤家の儀式は朝食にも例外はないのだから。

啓太は同じクリームコロッケを一口大に切って臣の口にそっと入れてやる事にした。

「!!あつっ」

びくっとなって前屈みになった臣が口元に手をやった。
どうやらコロッケが熱かったらしい。
慌てた啓太が椅子を派手に後ろへ飛ばし向かいに座る臣の傍へ駆け寄った。

「臣さん大丈夫ですか?熱かった?」
「いえ、平気ですよ・・ですが少し舌の皮が捲れてしまったようです」

と啓太に渡された水を含みながら言う。

「えっ??痛いですか?ごめんなさい!」
・・・と顔を近づけて心配そうに眉をひそめる。そんな顔も可愛らしい旦那様がここにいる。
「じゃあ・・啓太君が治してくださ・・・」

言い終わる前に啓太の頭をシッカリと固定して顔を近づけてきた

・・・まま固まった。
後はめくるめく熱い口づけが交わされるはずだったのに、これは一体どうした事だろう。

?????嫁が考える。
顔が全く動かないではないか。
ふと見ると愛して止まない愛しい人が自分の顔を掌でそれはもうがっつりと覆っている。

「おーみーさーん」

若干怒っているように見えるのはきっと気のせいだ。
こんなに可愛い僕の旦那様が僕を怒るわけはないのだ。

「ほごーごご。ふぃごごごご」(←伊藤君苦しいです)

「まったく何年一緒にいると思ってるんですかっ?うそは駄目ですよーっ」
掌を顔からはがしてそのまま腕組みする。ここはやっぱり夫の威厳を見せなければ。

「ちっ」

ん??今気のせいか舌うちが聞こえなかったか?
いや気のせいだ。俺の奥さんがそんなことする筈もない。
気を取り直してもう一度威厳を見せつけようと腕を組みなおす。仕切りなおしだ。

大体ですね~・・・

よしココは譲れないんだ。夫として、びしっとバシッと言ってやる。

___________。って。えええええええええ????


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