ええ。小心者ですから・・・。

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臣嫁日和シリーズ


臣嫁日和シリーズ 「奥さまの企み」 8

2010.03.15  *Edit 
▽TB[0]▽CO[0]

だからここは奥様の思った通りに事が運ぶしかないのだ。

「じゃあ旦那さまからキスしてください。」

啓太君。今日お昼抜きだったんじゃないの?

「ん・・・もっとです」

あー。スープもクリームコロッケも冷めちゃったね。

「ねえ啓太君愛してますか?僕の事」

もはや奥様の独壇場。やりたい放題。したい放題。

「ん・・・。く。 ふぁ。 臣さ・・・。」旦那様の甘い吐息が聞こえてきちゃったよ。


夫の威厳は何処に行ったんだろう。
世の中の旦那様達ってこんな苦労をやっぱりしちゃっているのだろうか・・・。
一家の大黒柱って大変だよな 俺、頑張んなくっちゃ・・・。

それはもう色々な処ががぐちゃぐちゃになってだんだんと旦那様の意識が遠のいていく。

どうやらすっかり復活しちゃった奥さまはうっとりと旦那さまを見つめながら
嬉々として指先と唇を愛する人の為に超高速で総動員している。

ふと気がつけば自分の奥様にお姫様抱っこされていた。
どうやらダイニングから続き間のリビングの大きなソファに運ばれているらしい。

あれ?いつの間に自分はワイシャツだけにされてしまったんだろう?
嗚呼、俺の大好きな紫の瞳がじり。とずっと奥の方で揺らめいている。
身体が熱い。
耳も。
指先も。
ジンジンと血が流れているのがなぜだか解る。

大切にそっとソファに下ろされただけで腰から背中にかけて甘い疼きを感じた。

「あふ・・・。」

思わず漏れてしまった吐息に、
もう自分の身体がもうどうしようもない処までに来ている事を知る。

なんでこうなったのかもうどうでも良くなってきた。
空腹を過ぎて悟りを開いた境地だ。

ああ、煩悩だらけの悟りとは是、如何に・・・。

上半身をぐい。と抱え上げられ、きらきら光る銀髪の肩越しに一瞬、食卓が見えた。

ああ俺のクリームコロッケ。きっと明日の朝食になるんだね。

夫である自分より綺麗に筋肉がついた奥さまの胸元に
鼻先をうずめてクリームコロッケ達にしばしのお別れを告げる。

ああ・・・この人の甘い香りが好きだ。
そっと息を吸い込んで自分の中にそれを取り込む。

きらきら光る綺麗な髪が好きだ。
うっとりと見上げると紫の瞳が近づいて目元に  ちゅ。 と一つ口づけをくれる。
フアフアして気持ちがいい。きもちがいい・・・。

ゆっくりと抱きしめられる腕の強さが少し増した時

ずくん・・・。と
甘い衝撃を感じてすぐに目を閉じた啓太の白い喉が反りかえった。
かりりとソファの上で爪が音を立てる。
何度も。何度も。

後はもう奥様の思うがまま。
したい放題。
やりたい放題。
 
その夜
旦那様は身体を張って奥さまの家出を阻止しする事に成功したのだ。

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