ええ。小心者ですから・・・。

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臣嫁日和シリーズ


臣嫁日和シリーズ 「奥さまの秘密」 2

2010.03.15  *Edit 
▽TB[0]▽CO[0]

啓太はあの学園を卒業してから西園寺の会社で働いていた。

秘書として、細やかな気配りで西園寺をサポートし秒刻みで勧められる
スケジュールを管理していた。
七条とはまた違うサポートの仕方でこの会社と西園寺を支えてきたのだ。

気配りと先見の明。そして生まれもった運の良さと人懐っこい笑顔。
どんなときにもあきらめる事無く確実にゴールへと向かっていくその精神。

学園にいた時は、その華やかなプロフィールを持つ多くの友人たちの中に埋もれ、
別段秀でているようには見えなかった。

だがしかし、七条と西園寺は知っていたのだ。

会社という組織のなかにあってこそ確実にその才能が花開く事を。
本人にはまったくそんな大それた意識はない。
自分は未だ、何の力にもなり得ていないのではないか?と日々思っているという。
今ではもう、啓太なくして西園寺は動けないと言うのに。


そも、西園寺の一日は多忙だ。

秘書である啓太は社長である西園寺が滞りなくその業務をこなす為、日々、膨大な仕事を抱えている。
それは七条が退社をしてから尚更のことかもしれない。

ではなぜ七条があの西園寺のもとを離れ会社を辞めてしまったのか?

西園寺と啓太が知る以外はだれも真相を知る者はいなかった。



「お嫁に行くんです」だから家事に専念するんですと
にっこり笑ってそう堂々と言った銀髪の長身に、同僚の誰も本当の事を聞き出そうと思うものはいなかったし、第一あまり関わりたくは無かった。
皆、自分の身は可愛いものだ。
本人がそう言うんだからそうなんだろー的な・・・。
触らぬ悪魔に祟りなし。もとい触らぬ神に祟りなし。なのだ。

寿退社、ふふふ夢だったんです。
と、尚も言い重ねる銀髪の社長秘書に皆、引っくり返りそうになりながら
そうなんだー。それはおめでとー。おしあわせにねー。
と目を合わせないように口々に祝福してくれたものだ。



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