ええ。小心者ですから・・・。

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悠遠夜話<本編>


悠遠夜話『弐乃一』

2010.03.17  *Edit 
▽TB[0]▽CO[0]

逃げなければ。
早く早く早く________________。
捕まったら最後だ。

ざわざわと音を立てて 風を切る音が聞こえる
すぐだ。もうすぐ近くまで来ている。

長い草がむきだしの足を掠めて血がにじむ。
木の蔓が頬を叩いても立ち止まるわけにはいかない。
 
心臓の音が耳に痛い。 どくんどくんと。
大きくなるのに合わせて喉が詰まり息が上手く出来ない。

逃げなければ、少しでも遠くへ。
見つからない所へ。早く早く。
振り返った刹那、目の端に銀色の塊の端が映った。
それは小高い岩の上からとうとう、こちらを見つけたようだ。
四肢を屈め一気に跳躍の姿勢に入る。
追いつかれた。もう駄目だ。
・・・捕まる。
自分の三倍はあろうかと思われる大きな白い影が音もなくトンと地面をけって
全く重さを感じさせないまま 少年の前に ふわりと降り立った。
ごくり。
少年の喉が鳴った。















啓太君ピーンチです。

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