ええ。小心者ですから・・・。

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悠遠夜話<本編>


哀咽(あいえつ)

2010.04.07  *Edit 
▽TB[0]▽CO[0]

目を閉じれば そっとほほ笑む君がいる
僕だけを見つめてくれる あの空色の瞳を思い出す
 
愛しくて、優しい君の声を憶えてる
そっと抱きしめた時の君の体温を思い出す

どうしてもっと優しく出来なかったのか
どうしてもっと愛してると囁いてあげられなかったのか
今ではもう 遠く離れてしまった君だけど

二人で見上げた 満点の星空 
手をつないで ゆっくり歩いた花の道
夕焼けの中 くっついた長い長い影法師
やわらかな君の唇
ふわふわの髪のにおい
忘れない。
忘れられない。
ずっと覚えてる。

愛していると何度でも
君の為に 僕の為に 繰り返す 
この胸の中で 笑っている君が消えてしまわないように

目を閉じれば そっとほほ笑む君がいる
僕だけを見つめてくれる あの空色の瞳を思い出す。

だから 大丈夫。
きっと 大丈夫。
まだ 大丈夫。

待っているから
僕はここで 待っているから。
ずっと ずっと 君だけを待っているから


遠く星がまたたく天河に ゆっくりと上り切った青い煙のたなびきを、
紫の瞳が静かに見上げている。
今夜、転生によってこの世に生まれ出た
「啓太で有るはずの命」がその命数を全うして天へと還って行ったのだ。

「啓太で有るはずの命」が生まれた事を知ると、
物言わぬ花でも、取るに足らない虫けらでも、小さな動物でも
すぐに臣は迎えに行って 自分の両腕にすくい上げてそっと抱いた。

その存在が命数を全うするまで、ひっそりと静かに二人 寄り添って過ごす。
そして 今日のように荼毘に付され天へと還る啓太を見送るのだ。
それはもう幾度も繰り返されて。


これは、きっと罰なのだ。
あの空色の瞳を涙で曇らせてしまった自分への罰なのだ と臣は思う。

どうしてもっと大切にできなかったのか。
どうしてあの時 手離してしまったのか。
悔やんでも悔やみきれない事ばかりで、苦しみがこの胸を蝕んでゆく。

そして思い出す。愛しくて堪らない啓太の声を。

『約束ですよ。必ず見つけてください。』

ゆっくりと頬をなぞっていった優しい指先と
微笑んで逝った 啓太の囁き。

心を ぎりり。と引き裂くのは恋しい君で、
この上なく 優しく癒してくれるのも君。

名も無い小さな野の花に 生まれ変わった時でさえ、そっと耳を澄ませば
愛しい君の声が聞こえてくるから。

少しだけ、ほんの少しだけ 泣いたならまた、待つ事が出来る。
いつの日かまたあの笑顔を抱きしめるまで、幾らだって待つ事が出来る。

だから、ねえ今だけは許してほしい。
君の事を思って無様に泣く僕の事を。


臣さん一人ぼっちで待ってる編・・・。
でした。待って待ってずーっと待って。手に入れた大切な人。
ああ・・・啓太君とまた出会えたならさぞかしあんな事やこんな事・・ごほごほごほ
ロマンチックもへったくれもナッシング(笑)なじゅえるなのでしたー
おほほのほ


*Edit ▽TB[0]▽CO[0]

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